【緊急告知】 病床不足対策 医療機関向けリモートサービスの無料提供開始のお知らせ
当社は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、病床不足リスクが拡⼤している事態を解消するため、医療機関向けリモートサービス「SPG-Remote Medical」の無料提供を2021年1月15日より開始いたします。
本取組の背景
新型コロナウイルス(COVID-19)が、これまで経験したことのないスピードで感染拡大を続けています。
最も深刻なのは、新型コロナウイルスに感染した中等症以上の患者を受け入れる病床が不足していることです。加えて、日常に発生する事故や病気などの患者が治療や入院できない事態が発生していることです。また、看護師などの医療スタッフが不足していて対応可能な患者数に限界があることです。
当社は、通常の患者治療に支障をきたすことなく、コロナ感染患者の治療・処置を迅速に行うために、臨時入院施設や臨時診察室をすばやく開設すること、その施設内で医療スタッフの業務効率化と負荷を下げること、これらの取り組みが必要と考えています。

病床不足対策
電子カルテなどの医療情報を取扱うシステムは、通常、インターネットと切り離された非常にセキュリティの高い環境で使われています。
そのため、臨時入院施設や臨時診察室を開設しても、その場所で電子カルテなどの医療システムを利用するためには、院内ネットワークなどの大改修・大工事が必要になり膨大な費用と時間が必要になります。
このことが、臨時施設の開設を遅らせている原因の一つになっています。
臨時入院施設や臨時診察室で電子カルテなどの医療システムが利用できない場合、医療スタッフは紙にメモした情報を片手に臨時施設と病院とを行き来します。メモを見ながら院内の電子カルテに入力する、院内の電子カルテや画像データ、検査データをメモに写し臨時施設で利用する、といったオペレーションになります。
このことが、医療スタッフの負荷を高めている原因の一つになっています。
院内の医療情報システムの高セキュリティを担保しつつ、迅速かつ低コストで、臨時施設内で電子カルテなどが利用できれば、臨時入院施設や臨時診察室の開設が進み、そして、医療スタッフの効率化が進むため、新型コロナウイルス感染拡大から人々を守る一つの施策になると当社は考えております。
無料提供の内容
【ライセンス料無料の条件】
・お申込当月を含む2か月間の月額ライセンス利用料を、ライセンス数によらず、無料とさせて頂きます。
・初期費用が別途必要です。
・専用ルータに使用する回線使用料は無料の対象外です。
・院外PCで使用するインターネット回線の使用料は無料の対象外です。
・ご契約期間は1年間です。ご契約満了後、解約のお申出がない場合はご契約は自動更新されます。
【導入条件】
※SPG-Remote Medicalは、電子カルテなどの医療情報システムを提供するサービスではありません。
※SPG-Remote Medicalは、院内設置の専用ルータに、携帯電話回線(SIM回線)を使用します。SIM回線はお客様での手配をお願いいたします。
・院外で使用するPCはインターネット環境が必要です。十分な速度が得られるインターネット環境をご準備ください。
・院内に、電子カルテなど医療情報を操作するPCが必要です。
【導入までの期間】
・お申込みいただいてから最短5日営業日
SPG-Remote Medicalのご利用イメージ
「SPG-Remote Medical」は導入と操作はとても簡単です。
ネットワーク工事など不要で専用ルータの設置のみで導入できます。また、操作学習も不要です。
多くの金融機関も認める高度なセキュリティシステムに守られた安全なリモート接続で、院内の電子カルテなどの医療システムを利用できます。
情報漏えいやウイルス侵入などのリスクはありません。

専用ルータの設置だけで利用開始

専用ルータの設置のみ
院内に専用ルータを設置するだけで導入完了です。
ネットワーク工事や設定変更などは不要です。

操作学習の必要が無い、直感的な操作性

臨時施設など院外のPCからワンクリックで院内PCに接続します。

物理層でのネットワーク分離技術

確かな技術力に支えられた、セキュリティ機能と性能
手軽な導入とネットワーク分離の両立が出来るのは、ビットブレインの技術です。
臨時施設などの院外と、院内が接続しない仕組みです。院内へウイルス侵入やサイバー攻撃、院内から情報流出はありません。

SPG-Remote Medical 選べる2つの利用方 専用アプリ版とブラウザ版


専用アプリ | ブラウザ | |
---|---|---|
対応デバイス | Windows10 (Windows10以外はIE11のインストールが必須) |
Edge、Chrome、safari、FireFox、InternetExplorer、など (HTML5に対応したブラウザ) |
アプリインストールの要・不要 | ブラウザからインストール | 不要 |
画面サイズ | 全画面 (フレーム・レス) | ブラウザの任意サイズ |
起動方法 | ブラウザからアプリ起動 アプリ直接起動 |
ブラウザのログイン画面から画面遷移 |
音声の利用 | 不可 | 可能 (IEなど、一部ブラウザは不可) |
個人情報漏えい保険の適用 | 適用 | 非適用 |
付帯される個人情報漏えい保険について
損害の種類 | 対象となる事故 | 対象損害・対象費用 | 支払限度額 |
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損害賠償 | SPG-Remote(SPG-App利用)に関連して発生した情報の漏えいに起因する賠償損害 | 法律上の損害賠償金など | 〇1ライセンスあたり50万円※1 〇1法人あたり 保有ライセンス数×50万円※2※1 1年間1事故・1回のみ ※2 最大1,000万円まで ※2 保有ライセンス数は情報の漏えいに起因する賠償損害もしくは情報の漏えいまたはそのおそれが発生した時点の保有数 |
費用損害 | SPG-Remote(SPG-App利用)に関連して発生した情報の漏えいまたはそのおそれ | 事故対応費用など |
※保険内容を抜粋して表示しています。詳しくはお問合せください。
